きをたおれさせないてんぐ
木を倒れさせない天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 木こりが伐っている木のてっぺんを天狗がつまんで倒れずにいたが、離れると急にくるくる回って倒れたという話。
- 細部
- 天狗の笑い声には、抑揚がなく、ほかに似た音のない独特の調子がある。ある木こりが鋸で一本の木を伐り倒そうとしたが、木の頂の枝を何者かにつままれたように、いつまでたっても倒れなかった。どちらへ倒れても身を避けられる距離まで離れた途端、木はくるくると激しく回り、最後はばたりと地面へ倒れた。この話は西多摩郡日の出町で採録され、『常民文化研究』1983年の「多摩の昔話(二)山間部及び平野部の補遺」に記録されている。
- 広まり方
- 増田昭子・今越祐子「多摩の昔話(二)山間部及び平野部の補遺」(『常民文化研究』1983年)に記される天狗譚。
- 地域
- 東京都日の出町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ