てんぐ
天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 見上げるほどの高木には天狗が棲むとされ、夜道を行く者が何かに引かれる目に遭ったと語られる。
- 細部
- 背の高い木は、古くから天狗の居所と見なされてきた。日が落ちてから道を歩いていると、袖や体を不意に引かれる感覚に襲われることがあり、それは梢の主のしわざだと説明された。姿を見たという話ではなく、暗がりで身に起きた出来事のほうを天狗という名で説明する形になっている。高い木そのものが畏れの対象であった土地の感覚がうかがえる伝えである。
- 広まり方
- 1995年の『中京民俗』に載る中村啓吾・杉本敦子・古橋麻理・重松春菜による口承文芸の報告に記録がある。
- 地域
- 滋賀県東近江市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ