ひだしのこうざんではたらくてんぐろうじん
飛騨市の鉱山で働く天狗老人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 鞍馬山の天狗に仕えたという老人が鉱山で不眠不休で働き、病人に原因を告げ、鉱山廃止時に鞍馬へ戻ると言って姿を消した。
- 細部
- 神岡町には、六十歳ほどの老人にまつわる天狗の話が伝わっている。この老人は鞍馬山の天狗に使われていたといい、ある時忽然と姿を現しては鉱山で眠らずに働き続けた。病を抱える者があれば、その原因を言い当てて告げることもあったという。やがて鉱山が廃止されることになると、老人は鞍馬へ帰ると言い残して姿を消してしまった。この老人自身が天狗だったともいわれ、その姿については束帯を着ていたと語る人もあれば、山伏の装いだったと語る人もあり、伝える人によって異なっている。
- 広まり方
- 1936年の『ひだびと』掲載、白川鳥衣「杣人と天狗」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県飛騨市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ