はやかわのてんぐもりのばっさいたたり
早川の天狗森の伐採祟り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 天狗森の木を伐採した買主の家が火災に遭い、祟りを恐れて祠を建てた明治期の話。
- 細部
- 早川町奈良田には天狗森と呼ばれる場所がある。明治23年、この森の木を売却することになり、中巨摩郡小笠原の大衛門という人物が買主となって伐採を行った。ところがその夜のうちに火災が起こり、外良寺をはじめ十三戸が焼け落ちてしまう。村人たちはこれを天狗の祟りだと恐れ、急いで檜の苗を三本植え、祠を建てて天狗を祀ったという。伐採を行った大衛門はその後事業に失敗し、自ら命を絶ったと伝えられる。かつては下駄の歯のような跡が二つ並んだ岩もあり、天狗の足跡と呼ばれていたが、今では失われて残っていない。
- 広まり方
- 1989年の『甲斐路』掲載、深沢正志「天狗」に記されている。
- 地域
- 山梨県早川町
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ