はこねのてんぐばやし
箱根の天狗囃子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 明神岳の下にあるモミソの木に天狗が居るとされ、太鼓や笛の音が聞こえたという。
- 細部
- 明神岳の下手に立つモミソの木は、天狗の居場所だと言い伝えられていた。その付近では太鼓を打つ音や笛を吹く音がたびたび耳に届いたといい、姿を見たという形ではなく、山中に響く音そのものが天狗の証しとして受け取られていた。特定の一本の木を怪異の拠り所とする語り方は、山の目印を信仰と結び付ける俗信の型に沿っている。妖怪や憑きものの俗信を集めた記録の中に置かれている事例である。
- 広まり方
- 1977年の『神奈川県史 各論編5 民俗』第六編第三章第一節(神奈川県企画調査部県史編集室)に記録がある。
- 地域
- 神奈川県箱根町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ