ふるどののてんぐがくりひろいのびくをかくす
古殿の天狗が栗拾いのびくを隠す
国内
未確認生物
- どんな話か
- 姫の御前という山にいる天狗は大きな音で人を驚かせ、栗拾いの女性のびくを隠すこともあるという。
- 細部
- 姫の御前と呼ばれる山には天狗が棲んでいるとされ、山中を歩いていると突然大きな音に驚かされることがあるという。あるとき栗拾いに出かけた女性が、持っていたびくをいつの間にか隠されてしまったこともあったと伝えられている。また、ならの木などの枝に房のようなものがぶら下がっているのを見かけると、これは天狗の髪の毛ではないかと言われている。物音といたずら、そして木にかかる不思議な房と、天狗の気配をいくつもの形で感じさせる山として語られている。
- 広まり方
- 1967年の『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫による坂・峠・山に関する伝説の記録に見える。
- 地域
- 福島県古殿町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ