ふくやましのてんぐとちごかけまつ
福山市の天狗と稚児かけ松
国内
未確認生物
- どんな話か
- 3月3日の八講会で舞の後、稚児かけ松までは無言を通す習わしは、天狗が稚児をこの松にかけたという由来にちなむ。
- 細部
- 三月三日に催される八講会では、奉納の舞が終わったあと、舞手はいったん楽所へ入って神酒を頂戴してから退出するしきたりになっている。退出の際には稚児かけ松と呼ばれる場所まで、送りの太鼓を打ち鳴らしながら進むのだが、その松を通り過ぎるまでは誰も一言も口をきいてはならないという決まりがある。この禁忌の由来は、その昔、うっかり声を発してしまった稚児を天狗がつかまえて、この松に掛けてしまったという言い伝えにあり、それが松の名の起こりになっているのだという。
- 広まり方
- 1978年の『広島県史 民俗編』に収録された宮本常一・神保教子「Ⅱ 二:2 春の行事」に記録がある。
- 地域
- 広島県福山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ