ちののはきものをそろえるてんぐ
茅野の履物を揃える天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- さらわれた跡には履物が揃えて脱いであるとされ、五十年後に山婆となって現れた娘の話も伝わる。
- 細部
- この土地では、人が山へ連れ去られたかどうかを履物で見分けたという。残された履物がきちんと脱ぎ揃えられていれば、それは天狗の仕業だと判じたのである。別の語りでは、おかんという若い娘が突然さらわれ、村を挙げて捜したものの行方は知れなかった。それから五十年を経て車山に山婆が現れたが、それこそが年老いたおかんの姿だったという。失踪の証拠を読み取る作法と、失われた者のその後を説明する物語が対になって残っている。
- 広まり方
- 1923年の『なら』所収、高田十郎の各地のいひならはしと、1933年の『郷土研究』所収、有賀恭一の信濃諏訪の天狗に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ