あなんのてんぐまつりのよる
阿南の天狗祭りの夜
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雪祭りの終盤、十五日の夜だけは天狗のための時間とされ、人は宮へ立ち入らなかった。
- 細部
- 元旦から十五日まで行事が続き、十一日からは祭りの本番に入る。鬼の口へ朝日が差し込む頃合いに進行がそろえば、その年は実りが良いとされた。そして最終日の夜は天狗だけの祭りと定められており、人間が宮へ足を運ぶことは避けられた。神事の時間を人と人ならざるものとで分け合い、一夜だけ後者へ明け渡すという考え方が、行事の日取りの中にはっきり組み込まれている。
- 広まり方
- 1988年の『伊那』誌に載った関勝夫の報告、折口信夫と雪祭りを論じた一篇に記されている。
- 地域
- 長野県阿南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ