あいなんのつばさをかえしたてんぐ
愛南の翼を返した天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 翼を射落とされた天狗が、返してもらう代わりに庄屋の家を末代まで盗難から守ると誓った話。
- 細部
- 篠山に棲む天狗が蕨岡家の老いた樟に降り立ち、当主の助之丞をからかった。腹を立てた助之丞は矢を放って天狗の翼を射落とし、そのまま隠してしまう。翼を失っては帰れない天狗は困り果て、返してもらう代わりに、この家を末代まで盗人から守ると約束して山へ戻った。以来この屋敷には盗賊が入らなくなり、戸たてず庄屋の名で呼ばれるようになったという。同じ家について、盗人が敷居をまたぐと腰が抜けて動けなくなるとも語り継がれている。
- 広まり方
- 1984年の『愛媛県史』所収、佐々木正興による地域霊山とその信仰の記述に記録がある。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ