よりとものてなしじぞう
頼朝の手無し地蔵
国内
未確認生物
- どんな話か
- 美女に化けて頼朝に近づいた地蔵が両手を斬られ、その川と眠った森に地名が残るという伝説。
- 細部
- 森の中でいたずらを繰り返す地蔵がいて、里人たちを困らせていたという。源頼朝がこの森で昼寝をしていたところ、地蔵は美しい女性の姿に化けてそっと近づいた。ところが頼朝は化けの正体を見抜き、刀を振るって両手を切り落としてしまう。切られた手を洗ったとされる川は手みだれ川と呼ばれ、川底には血で赤く染まったという石が今も数多く残っているという。頼朝が眠っていた森はまどろみの森と名付けられ、そのそばにはまどろみ稲荷が祀られている。
- 広まり方
- 1922年の『土の鈴』誌に掲載された法月俊郎「お地蔵様の話(駿河・伊豆地方)」に記録がある。
- 地域
- 静岡県三島市
- 年代
- 鎌倉時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ