てぎぬがえし
テギヌガエシ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雪の日に現れる一本足の怪で、椿の股に頭を挟んで動けずにいたのを助けた者がいるという。
- 細部
- 雪が降るとテギヌガエシが出るといわれた。足が一本しかない姿で語られる。ある人の話では、雪の日にポンポンという妙な音がするので目を向けたところ、椿の木の股へ頭を突っ込んだまま身動きが取れなくなっているのを見つけ、そのまま助けてやったという。恐ろしいものとして遠ざけるだけでなく、間の抜けた失敗をしでかす存在として語られている点が目を引く。冬の山中で聞こえる不明の物音に名を与えた怪異といえる。
- 広まり方
- 1957年の『女性と経験』所収、和田正洲「伊予の怪異談」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ