てあらいおに
手洗鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 四国の山々をまたぎ、瀬戸内海で手を洗うという巨人の妖怪。
- 細部
- 四国の山々をまたぎ、瀬戸内海で手を洗う巨人の妖怪。江戸期の怪談集『絵本百物語 桃山人夜話』に、竹原春泉の挿絵とともに記録され、三里もの距離をまたいで海へ手を浸す姿が描かれた。讃岐(現・香川県)では高松から丸亀へ続く湾を手洗い場にしたと伝わる。妖怪研究家・村上健司の調査では同書以外に直接の伝承は確認されていないが、香川県には飯野山と青野山をまたいで瀬戸内海の水を飲んだ巨人「オジョモ」、飯野山と二子山をまたいだ「孫太郎」の類話がある。飯野山の山頂には巨人の足跡とされる跡も残る。
- 広まり方
- 江戸期の絵入り怪談本を通じて紹介され、他地域の巨人伝説と比較されながら語られている。
- 地域
- 香川県
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ