しりをさわるて
尻をさわる手
国内
未確認生物
- どんな話か
- 水止普請の最中に尻へ触れてくる手があり、石で挟んで捕らえたが、火箸を刺すと逃げ去ったという。
- 細部
- 水を止める普請にかかっていたとき、しきりに尻をまさぐってくる何者かの手があった。作業していた者はその手を石で挟み込み、動けなくしたうえで縄で縛り、馬の背に乗せて家まで引いて帰ったという。ところが火箸を尻に突き立てたところ、たちまち逃げ出してしまった。姿かたちについては何も語られず、ただ手だけが現れて人にいたずらを仕掛けるという形で伝えられている点が奇妙である。
- 広まり方
- 1956年の『近畿民俗』所収、足立東衞の「西近江今津町南生見採訪記」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ