たゆうさん
大夫さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夕立に困っていると大夫さんが傘を貸してくれたが、実は箸の棒を持たされていた。
- 細部
- 皆で見世物小屋へ出かけた帰り道、にわかに夕立が来て往生していたところ、大夫さんが現れて傘を貸してくれた。ありがたく差して歩いていくと、通りかかった人が、これほどの晴天なのになぜ箸のような棒を掲げているのかと尋ねる。言われて我に返ると、確かにそのとおりの有り様だった。狐に化かされた話として集められたもので、雨も傘も見せかけにすぎず、第三者の一言で幻が解けるという筋立てになっている。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』に載る安間清の狐にばかされた話(二)に記録がある。
- 地域
- 長野県中野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ