たつのおとしごのみいら
龍の落とし子のミイラ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 見ると目が潰れるという法力を持つタツノオトシゴのミイラが家に伝わり、雨乞いにも使われたという話。
- 細部
- 小国町のある家には、タツノオトシゴに似た姿をしたミイラが代々伝わっている。これには強い法力が宿っているとされ、うかつにその姿を目にした者は目が潰れてしまうと恐れられてきた。むやみに取り出したり見せたりすることは避けられてきたが、一方で雨が降らずに困ったときには、このミイラを頼って雨乞いの祈願を行うと効果があるとも伝えられている。人に害を及ぼす力と、村を助ける力とを併せ持つ特別な家宝として、大切に扱われてきた品である。
- 広まり方
- 1977年の『成城大学民俗調査報告書』の「口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 山形県小国町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ