たつぶ
田ツブ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 田ツブ(タニシ)は不動明王に仕える存在とされ、不動信仰の篤い者はツブや犬を口にしないという。
- 細部
- 田んぼに棲むツブ、すなわちタニシは、お不動様に付き従う存在であるオヅケにあたるとされている。そのため、お不動様を篤く信仰する人々は、タニシはもちろん犬についても食べ物として口にしないという習わしを守っている。信仰する神仏に近しいとされる生き物を食用から遠ざけるという、動物と信心を結び付けた食のタブーである。
- 広まり方
- 1963年刊『西郊民俗』所収、井之口章次「筆甫の話(二)―宮城県伊具郡―」に記録がある。
- 地域
- 宮城県丸森町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ