べんてんいけからのぼったたつ
弁天池から昇った竜
国内
未確認生物
- どんな話か
- お礼参りの日に弁天池から竜が天へ昇って落雷を起こし、割れた松の中から白蛇の死骸が見つかったという話。
- 細部
- 夫人にご利益があるとされる大谷弁天へ婦人が願をかけ、満願のお礼参りに訪れると突然空が曇り、池の脇から竜が天に昇った。その竜は雷鳴となって落ちてきて大松に落雷し、松は三つに裂けて、中から胴回り二尺ほどの白蛇が粉々になって死んでいたという。竜と白蛇が同一の存在として語られる点が特徴である。西蓮寺には、池の水を飲むといわれた彫刻の竜にくさびを打ち込んで動きを封じたという別の話も伝わる。
- 広まり方
- 『新井ヤエ媼の昔話』(穴沢紘子・今越祐子・増田昭子)、昔話―研究と資料―(1981年)と、『絵や彫刻が悪戯をする話』(大嶋善孝)、民具マンスリー(2001年)の2話をまとめた。
- 地域
- 東京都八王子市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ