たてやまとはくさんのせくらべ
立山と白山の背比べ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 立山登山の際に布施川などで石を拾い山頂に供える習わしがあり、立山が白山との背比べで馬わらじの厚さ分低かった名残とされる。
- 細部
- 下新川郡朝日町に伝わる立山信仰にまつわる話である。立山に登る人々は、道中の川で目についた小石を拾っておき、それを山頂まで運んで供えるという習わしを持っていた。地元では布施川で石を拾うと語られることもある。この習わしの由来として、昔、立山と白山とが互いの高さを比べ合ったところ、立山のほうが馬のわらじ一足ぶんだけ低かったという言い伝えがあり、登拝する人々が石を運び足すことでその差を埋め、立山を少しでも高くしようとしているのだと説明されている。
- 広まり方
- 『富山県史 民俗編』1973年所収、石原与作による第五章「立山信仰」の記述に見える。
- 地域
- 富山県朝日町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ