たていしだぬき
立石狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 街道に棲む狸が行商女に大川を見せ、我に返ると畑の中で荷の魚が消えていたという。
- 細部
- 街道沿いに居ついた立石狸は、通行人をよく化かすことで知られていた。あるとき魚を担いだ行商の女が通りかかると、目の前に大きな川が広がった。女は裾をからげて渡ろうとするが、いくら進んでも向こう岸に着かない。通りがかった別の者に声をかけられてはっと我に返ると、そこは川ではなく畑で、荷のごろ櫃に入れていた魚は跡形もなくなっていた。
- 広まり方
- 1978年の『伊予の民俗』所収、森正史「民俗点描(愛媛県温泉郡重信町)」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県東温市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ