ゆくはしのしょうめんをさけるごしんたい
行橋の正面を避ける御神体
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 豊日別大神社の御神体が南を向いているのは、正面から拝んだ人々に祟りが及んだためだという。
- 細部
- 豊日別大神社では、社殿そのものは東を向いて建てられているのに対し、御神体だけが南のほうを向いて据えられている。一般の参拝者が正面から拝むことは許されておらず、それがかなうのは勅使に限られるという。この不自然な配置には由来が伝えられている。言い伝えによれば、かつてこの神を正面から拝んだ者たちに災いが及んだことがあった。そこで社殿の位置はそのままに、御神体の向きだけを南へ改めたのだという。社殿と御神体の向きがずれたまま今も保たれていることが、この災いの記憶を伝えている。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成』第二期所収、西田直養『筱舎漫筆』に記録がある。
- 地域
- 福岡県行橋市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ