すおうおおしまのなんぱせんのたたり
周防大島の難破船の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 難破船の乗員を殺めて金品を奪ったため、その霊を祀った神社を僧が寺に変えると、以来祟りが絶えないという。
- 細部
- その昔、この地で難破した船の乗組員を殺めて金品を奪い取るという事件があった。人々はその犠牲者の霊を鎮めようと神社を建てて祀ったが、のちに浄土宗の僧がこの神社を寺へと造り替えてしまった。すると、それを境に霊が荒ぶるようになり、人の命を奪ったり人の心を惑わせたりする出来事が相次ぐようになったという。こうした祟りは今日に至るまで絶えることなく続いているとされ、神社であったものを寺に変えてしまったことが祟りの原因として語られている。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成第2期』に収められた千家尊澄「桜の林」に記録されている。
- 地域
- 山口県周防大島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ