たたり
祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 長崎で清国人と日本人が争い、怒った清国人に睨まれた日本人が発狂したが、詫びるとたちまち治ったという話。
- 細部
- 長崎に来ていた清国の人と地元の日本人との間でいさかいが起こり、清国人が激しく怒って相手をひたと見据えたところ、睨まれた日本人はにわかに気がふれてしまったという。ところが清国人に丁重に謝罪すると、それまでの狂乱が嘘のようにおさまり、もとの様子に戻ったと伝わる。異国の者の怒りの眼差しには人を狂わせるほどの力が宿るとみなされていたことをうかがわせる話で、長崎という異国人との接触が多い土地柄を反映しているとみられる。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第三期(1976年刊)所収、佐藤成祐「中陵漫録」に記録がある。
- 地域
- 長崎県長崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ