たたり
祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 清武町のチンチン坂で行き倒れた六部を葬った塚の近くの家に不幸が続き、供養と石を供えることで治まったという祟り話。
- 細部
- 清武町のチンチン坂と呼ばれる場所は、諸国を巡る六部という行者が力尽きて息絶えた地だとされ、そこに塚が築かれた。ところが、その塚のそばに住んでいた家では、なぜか災いが次々と起こるようになったという。困り果てた家人が寺に頼んで供養してもらったところ、住職から石を供えるよう告げられ、その通りにしてようやく落ち着いたと伝わる。結局この家はのちに別の場所へ移り住み、塚があった場所も宅地造成によって今では跡形もなくなっている。
- 広まり方
- 1992年刊行の『宮崎県史 資料編 民俗2』第十一章の民間説話の項に、矢口裕康の調査記録として収められている。
- 地域
- 宮崎県宮崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ