けせんぬまのごしんぼくをつかったふねのたたり
気仙沼のご神木を使った船の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 歌津から出たカツオ船が消息を絶ち、ご神木を使ってしまった祟りだとオガミサマに告げられたという。
- 細部
- 歌津の港から出漁した十三、四人乗りのカツオ船が、そのまま行方知れずになってしまった。心配した家族らがオガミサマに拝んでもらったところ、船を作る際にご神木として扱わなければならない、使ってはならない木を用いてしまったことが原因であり、それが祟りとなって現れたのだと告げられたという。船一艘の材木選びという些細な過ちが、乗組員全員の命に関わる大きな災いへとつながったとして、長く語り継がれている。
- 広まり方
- 1982年刊『小泉の民俗―宮城県本吉郡旧小泉村―』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査に記録がある。
- 地域
- 宮城県気仙沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ