はこねのばていせきのたたり
箱根の馬蹄石の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 馬蹄の跡が残る橋石を踏むと祟るとされ、動かした者が死んだと伝えられる。
- 細部
- 箱根の三枚橋から東に溝があり、そこには三尺ほどの石が数枚渡されて橋の代わりをしていた。北から二枚目の石には馬の蹄の跡がついており、昔、曾我五郎時致が馬でここを通ったとき、蹄が石へ数分ほど食い込んで残ったものだと言い伝えられている。この石を踏めば祟りがあるとされ、実際に動かした者が命を落としたと語られた。一方で脚気を病む者がこの石に祈ると速やかに治るともいい、触れれば災いを招くが願えば効くという両面を備えた石として扱われている。
- 広まり方
- 1975年刊の『日本随筆大成第一期』に収める曲亭馬琴『著作堂一夕話』に記録がある。
- 地域
- 神奈川県箱根町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ