おおやまちょうのしっとするみやじょのたたり
大山町の嫉妬する宮女の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 雄略天皇の御代に汗入で祟りが続き、二人の宮女の嫉妬によるものと神託が下って高杉神社に女神を祀ったという。
- 細部
- 伝えによれば、雄略天皇の御代の丙辰の年、汗入の郷一帯で人々に祟りが続き、次々と怪しい出来事が起こって住民は恐れおののいた。占いを立てたところ、天皇の正妃に嫉妬した二人の宮女の霊が祟りをなしているとの託宣が下ったため、高杉神社の境内にあらためて三つの社殿を設け、この二柱の女神をあわせて祀ることにしたという。信仰の厚い神社に、嫉妬という人間的な感情に由来する由緒が伝わっている点が興味深い。
- 広まり方
- 1952年の『伯耆文化』所収、浜田武夫「うわなりの神事について」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県大山町
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ