しんぼくをきったしばいごやのたたり
神木を伐った芝居小屋の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 神聖な松を伐って建てた芝居小屋が、祟りのために不入りと災難続きになった話。
- 細部
- 中央区葺屋町では、文化10年、神木として扱われた松を切り倒し、その跡に舞台を設けて芝居を始めた。しかし祟りのためか客足は伸びず、火事や船の帆柱が折れる出来事まで続いた。背景には、その三、四年前、14、15歳の腰元に狐が憑き、祠を建て直す約束を果たさなければ芝居を栄えさせないと告げた一件があった。『兎園小説』(滝沢馬琴、文宝堂)を収める1973年刊『日本随筆大成』第2期に記録されている。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第二期所収の滝沢馬琴・文宝堂『兎園小説』に記される。
- 地域
- 東京都中央区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ