みやのたきのかいぶつ
宮の瀧の怪物
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山神祭の日、宮の瀧で一服していたサキヤマの兵右衛門が頭も尾もない怪物に遭遇し、病を得て亡くなったと伝わる。
- 細部
- 1890年ごろ、山仕事に優れた腕を持つサキヤマの兵右衛門という男がいた。山神祭の当日、いつものように山へ入り、帰り道に中腹の宮の瀧のそばで一休みしていたところ、川下の方から畳10畳ほどもある茶褐色の何かが近づいてきた。よく見るとそれには頭も尾もなく、得体の知れない姿をしていた。兵右衛門は恐ろしさのあまり一目散に家へ逃げ帰ったが、それからほどなくして病の床に就き、数日のうちに息を引き取ったという。
- 広まり方
- 1936年刊行の『旅と伝説』に掲載された、浅田芳朗「播磨国境近傍の山村習俗」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県朝来市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ