あちのやまぶしとおちむしゃのほねまつり
阿智の山伏と落ち武者の骨祀り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 殺された山伏や落ち武者が災いをなし、掘り出された骨を祀って神とした三つの話。
- 細部
- 一五〇〇年ごろ、木下三幹が諍いの末に山伏を殺め、その家は絶えたという。跡を継いだ余所者が開墾中に骨と錫杖を掘り当てて祀り、法力神社となった。別の語りでは、生き埋めにされた山伏の法螺貝の音が夜ごと響き、熱病が広がり、憑かれた者が手足を縛られて苦しいと口走った。骨を拾って供養すると病は収まり、頭蓋骨が御神体になったという。片目の落ち武者を祀らずにいて祟られ、三島霊神と名付けて祭ったところ目に効く神になったとも伝わる。
- 広まり方
- 1981年の『常民』に載った中央大学民俗研究会による長野県下伊那郡阿智村伍和地区の調査報告書に、三つの事例として収められている。
- 地域
- 長野県阿智村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ