たぬきつき
狸つき
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 山伏ホウザンハンが憑いた狸を落とす祈祷。ユリと呼ばれる仲介役に狸が乗り移り、山伏と対話して要求を聞いたという。
- 細部
- 高松市一宮町の上東には、ホウザンハンと呼ばれる山伏がいて、狸に取り憑かれた人からその狸を落とす祈祷をおこなっていたと伝わる。狸に憑かれた人は横たわらせておき、その傍らには白い布で目隠しをして御幣を手にした「ユリ」と呼ばれる仲介役の人物を立たせる。山伏が護摩を焚いて祈りを捧げると、憑いていた狸がユリに乗り移り、山伏との間で言葉を交わすようになる。狸が何らかの要求を口にするので、それをかなえてやると、ようやく憑き物は落ちたのだという。
- 広まり方
- 2002年の『香川の民俗』に収める水野一典「高松市一宮近在の聞書」に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ