はだののかけじくをのこすたぬきおしょう
秦野の掛軸を残す狸和尚
国内
未確認生物
- どんな話か
- 建長寺の和尚として村へ来た客の正体が狸で、その筆になる掛軸が残るという話。
- 細部
- 村の視察に来たという建長寺の和尚が、名手であった根岸家に泊まった。ところがこの客は食事を人と一緒にとらず、風呂も必ず最後に使いたがる。不審に思った者がそっと様子をうかがうと、尾を器用に動かして飯をかき込み、湯の中でも尾を泳がせていたという。正体は狸であったと語られるが、この和尚が書いたという白沢の掛軸は今も伝わっているとされる。正体を暴かれても害をなさず、書だけが証拠として残る形で語り継がれている。
- 広まり方
- 1977年の『神奈川県史 各論編5 民俗』第八編第一章第六節(神奈川県企画調査部県史編集室)に記録がある。
- 地域
- 神奈川県秦野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ