たぬきのくろさん
狸のクロサン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 台風で壊れたお堂をコンクリートで補修する工事中に事故が続き、狸のクロサンのお告げでコンクリートに穴を開けると収まったという。
- 細部
- 台風によってお堂が壊れ、中の御尊像が流されてしまったため、お堂の土台をコンクリートで固める工事が行われることになった。ところが工事が始まると、立て続けに4件もの事故が起きてしまう。困り果てていたところ、ある修行者のもとに狸のクロサンと名乗るものからのお告げがあり、コンクリートで固めてしまっては自分が息をすることができないと訴えてきた。そこで言われたとおりコンクリートに穴を開けたところ、それ以降は事故がぴたりと起こらなくなったという。
- 広まり方
- 1988年の『近畿民俗』所収、田野登「大阪市西区の地蔵信仰調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ