たぬきび
タヌキ火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山道に赤や青の灯りがともるのは狸のしわざとされ、タヌキ火と呼ばれた。
- 細部
- 夜の山道を歩いていると、赤い色や青い色をした火がともって見えることがある。これを土地の人々はタヌキ火と呼び、狸が灯しているものだと説明した。人家の灯りとも提灯とも違う色合いの光が、山中という場所と結び付いて怪異として受け取られている。狸が人を化かす存在とされていたこの地域では、道迷いや女への変化と並んで、怪火もまた同じ獣の芸の一つとして数えられていた。
- 広まり方
- 1985年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による愛媛県宇和島市蒋淵調査報告書に見える。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ