たぬきび
狸火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 摂津国川辺郡東多田村では人の形をした火が現れ、牛を牽きながら火を携えていることもあるという。
- 細部
- 摂津国川辺郡の東多田村と呼ばれた土地には、夜になると人の姿をした火の玉が現れると語り伝えられていた。ときには牛を牽きながら灯りを携えている姿で目撃されることもあったという。こうした正体を知らない旅人などは、道端でその火を見かけると自分の煙草に火を移して吸いつけてしまうことがあり、狸の仕業とも知らずに火を借りてしまう滑稽な話としても語られていた。
- 広まり方
- 1975年刊行の『日本随筆大成第2期』に収められた、菊岡沾凉「諸国里人談」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県川西市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ