よねざわのたぬきのはらだいこときだおし
米沢の狸の腹太鼓と木倒し
国内
未確認生物
- どんな話か
- 烏川奥の山小屋では狸の腹太鼓や木倒しの音が聞かれ、鍋の弦の穴から正体が見え、煙を嫌うという。
- 細部
- 米沢市の烏川の奥にある山小屋にまつわる話として、狸についての言い伝えがいくつか残されている。山小屋で木を伐っていると、狸が腹を打つ太鼓のような音が聞こえてくることがあったが、普通の太鼓と違って音に余韻がまったく残らないのが特徴だったという。ほかにも、実際には木を伐っていないのに大木が倒れるような音だけが響く、狸の木倒しと呼ばれる現象も語られている。こうした狸の仕業を見破る方法として、鍋を持ち上げるための弦にできた輪の中から辺りをうかがうと、隠れている狸の正体が見えるとも伝えられている。また、狸は煙をひどく嫌う性質があるとされ、燻すことで追い払えるものとして知られていた。
- 広まり方
- 1957年の『民俗』所収、池田俊平「簗沢の俗信ほか」に記録がある。
- 地域
- 山形県米沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ