よこはまのそうにばけたたぬきおしょう
横浜の僧に化けた狸和尚
国内
未確認生物
- どんな話か
- 僧に化けて寺に納まっていた狸が、正体を露見させられ犬に噛み殺されたと伝わる話。
- 細部
- 鶴見のあたりに伝わる化け物譚で、和尚として人前に立っていた者の中身が実は狸だったという筋である。人に紛れて暮らすうちに何かの拍子で獣であることが露わになり、最後は犬に襲われて命を落とす。犬に見破られて終わるという結末は各地の化け狸話に共通する型で、人の姿をどれほど巧みに保っても獣の匂いだけは隠せないという理屈がこの手の伝承を支えている。寺という舞台と僧という身分を選ぶ点にも、化けるなら敬われる立場をという発想が読み取れる。
- 広まり方
- 1931年の『郷土研究』に載る鈴木重光「狸和尚のこと」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ