みがわりのたぬき
身代わりの狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 毎日油揚げを供えていた狸が死んだ日、亡くなったはずの母が息を吹き返し、狸が身代わりになったとされた。
- 細部
- 横河原の二本の古松のもとに一匹の狸が棲んでいた。清二郎とその母は日々そこへ油揚げを運び、欠かさず与えていた。やがて母が亡くなり、清二郎は悲しみを抱えたままそれでも油揚げを持っていったところ、狸のほうが死んでいた。家へ戻ると母は息を吹き返していたという。人々はこれを、恩を受けた狸が母の代わりに死んでくれたのだと受け取った。
- 広まり方
- 1978年の『伊予の民俗』所収、森正史「民俗点描(愛媛県温泉郡重信町)」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県東温市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ