たぬき
狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 所沢市に伝わる話で、川越城下の所沢や高崎の界隈に現れ、見事な紙切りの芸で人々から金銭を得ていた女の子が、猛犬に襲われて死んだところ、その正体は狸だったという。
- 細部
- 所沢市に伝わる話。川越の城下にあたる所沢や高崎のあたりに、ある夫婦とその子である五、六歳ほどの女の子が暮らしていたという。この女の子は紙切りの芸において非凡な才を見せ、訪れた先々で多くの金銭をもらい受けていたそうである。ところがある時、この女の子が一匹の猛犬に襲われ、とうとう命を落としてしまう。そのとき残された死骸をあらためて見ると、女の子ではなく一匹の狸の姿になっていたと伝えられている。
- 広まり方
- 1981年刊行の『続日本随筆大成』所収「寐ものがたり」(鼠渓)に記録されている。
- 地域
- 埼玉県所沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ