てんどうのふるだぬきといぬべんべこたろう
天童の古狸と犬べんべこ太郎
国内
未確認生物
- どんな話か
- 娘の人身御供を求めていた古狸の弱点を、神社に忍んだ旅の僧が探り、べんべこ太郎という犬で退治した話。
- 細部
- ある村には、三年ごとに若い娘を人身御供として捧げなければ不作になるという言い伝えがあった。ある年の秋、旅の僧が村を訪れ、年老いた夫婦からこの言い伝えの由来を聞き知る。僧は明神神社の屋根裏にひそかに身をひそめ、村人を悩ませる古狸の弱みが「べんべこ太郎」という犬にあることを探り当てた。次の年の春、いよいよ娘を捧げる日を迎えると、僧はその犬を伴って姿を現し、狸を討ち果たしたという。
- 広まり方
- 1976年の『昔話―研究と資料―』に載った本間紀久子の「天童の昔話」に記録がある。
- 地域
- 山形県天童市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ