たかやましのたぬきのしにんばんばかし
高山市の狸の死人番化かし
国内
未確認生物
- どんな話か
- 歩荷が道中で急に日暮れのような暗闇に包まれ、死人の番を頼まれて幻を見せられたのちに気づくと昼間だったという話。
- 細部
- 荷物を担いで山道を行く歩荷が、まだ日の高いうちに突然あたりが真っ暗になった。明かりの灯る家を見つけて一晩の宿を頼むと、ちょうど祖父が亡くなったばかりだから寺へ知らせに行く間、亡骸の番をしてくれと頼まれる。番をしていると死者がにじり寄ってくるので恐ろしくなり、入口まで後ずさって逃げようとしたところで我に返ると、あたりはまだ真昼のままだった。一部始終が狸に化かされた末の幻だったと語られている。
- 広まり方
- 1970年の『伝承文芸』掲載、国学院大学民俗文学研究会「伝説・世間話・笑話」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ