たぬき
狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 顔なじみの老人に化けて道をあけさせたり、毎夜声色と足音で人を起こしに来たと語られる獣。
- 細部
- 村の者たちが道の両側いっぱいに腰を下ろして休んでおり、通り抜けることができなかったとき、狸は彼らが見知っている老人の姿を借りて現れ、まんまとだまして道をあけさせ、悠々と通っていったという。また、ある家には毎晩のように狸がやって来て、人の声をまねた呼び声と下駄の鳴る音を巧みに使い分けては、家の者を眠りから引き起こしたと伝えられる。姿を変える力と音を操る力の両方が、身近な生活の場面に結び付けて語られている。
- 広まり方
- 1940年の『旅と伝説』所収、三田村耕治の狐の話に併せて記録されている。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ