ばかばやしのたぬきとみがわりのいし
馬鹿囃子の狸と身代わりの石
国内
未確認生物
- どんな話か
- はやし囃子で知られた狸が鼠に化けたと噂され、また懲らしめられた狸が石にすり替わっていたという話。
- 細部
- この土地にはかつて狸が奏でる馬鹿囃子が聞こえ、城主が家臣を連れて聞きに来たという逸話があった。書物を鼠が食い破る不可解な出来事も起き、猫の見張りをものともしないことから狸が鼠に姿を変えたのではと語られた。別の伝えでは、人を化かした狸を懲らしめて立たせておいたところ、隙を見て石を身代わりに置いて逃げ、それが発覚したときには十年もの歳月が経っていたという。
- 広まり方
- 『田舎』(1934年)所収、中道等「鼠を避るまじない」および『西郊民俗』(1989年)所収、高橋敏弘「怪異雑考(五)」に記された話。
- 地域
- 東京都台東区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ