いちがやさないざかのなきおんなだぬき
市谷左内坂の泣き女狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 火事で焼け出された女を家に招いてもてなしたところ、寝ている間に古狸へと正体を現していたという話。
- 細部
- 明和9年、目黒行人坂の大火の晩、市谷左内坂で泣いている女を見つけた男が、火事で家を失ったのだろうと家に連れ帰りごちそうを振る舞った。やがて二人とも居眠りしてしまい、目覚めると女の口元に毛が見え、正体は古狸だった。狸は大きな睾丸を広げて火にあぶっていたところを見咎められ、撃たれそうになるも飛び逃げたという。
- 広まり方
- 『梅翁随筆』(『日本随筆大成』第二期、1974年)に記される化かし話。
- 地域
- 東京都新宿区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ