しこくちゅうおうしのたぬきにみとれたろうじょ
四国中央市の狸に見とれた老女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 近道に松林へ入った老女が狸に見とれ、出口を見失って日暮れまで迷ったという。
- 細部
- 昭和五十年頃までは、こうした話が実際に語られていた。道を短く済ませようと松林へ分け入ったおばあさんの前に、狸が姿を現す。その姿につい見入っているうちに、林から出る方角が分からなくなり、日が落ちるまで同じ場所をさまよう羽目になった。狸が積極的に害を与えるわけではなく、目を奪われた側が方向感覚を失うという形で語られており、身近な山林で起こる出来事として受け止められていた。
- 広まり方
- 2000年の『四国民俗』に載る近藤日出男「愛媛県東予にみる民間小祠第二報里村の民間小祠」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県四国中央市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ