さかいのみのかさのしずくひろい
坂井の蓑笠の雫拾い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 坂井市に伝わる狸の化かし話で、蓑笠から落ちる雨粒を拾おうとすると際限なく増えて困らせるという。
- 細部
- 坂井市には狸に化かされる話が伝わる。雨の降る夜道を歩いていると、身にまとった蓑笠から水滴がしたたり落ちてくることがあり、それを一つずつ拾い集めようとすると、拾っても拾ってもあとからあとから新しい雫が増えていき、いつまで経っても終わらずに困り果ててしまうという。これは狸が人をからかっているためだと信じられていた。ただし、暗がりに慣れた者や、日頃から手先の技を仕込んでいる大工などは、この手のごまかしには乗せられないとも語られている。
- 広まり方
- 『南越民俗』1937年掲載の「狐狸妖怪談」という記事に、狸に化かされる話として記録されている。
- 地域
- 福井県坂井市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ