おかやのぎほうとあかごごえのたぬき
岡谷の偽報と赤子声の狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 偽の急報で人を家へ走らせたり、誰もいない家中に赤子の声を響かせたりする狸か狢の仕業。
- 細部
- 岡谷では化かす獣として狸と狢が並べて語られる。夕暮れに草取りから戻る途中、美しい娘に呼び止められ、家に病人が出たから急いで帰れと告げられた者がいた。慌てて駆けつけてみると、家の様子は普段どおりで何事も起きていなかった。また夜明け方に家の中から赤ん坊の泣き声が聞こえたものの、家人は誰一人その声に心当たりがなかったという話も伝わる。どちらも狸か狢の悪戯として片づけられており、姿を見せずに人を惑わす働きが語られている。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究』に載った有賀恭一「信州諏訪の狸と狢(一)」に二例が見える。
- 地域
- 長野県岡谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ