のとちょうのたぬきのゆめのいしくずき
能登町の狸の夢の石砕き
国内
未確認生物
- どんな話か
- 彦兵衛が小浦の崎山に溜池を作ろうとして大石に阻まれ悩んでいたところ、夢に狸が現れて石の砕き方を教えてくれたという。
- 細部
- 小浦の崎山に住んでいた彦兵衛という男は、あるとき溜池を作ろうと工事を始めたが、行く手を阻む大きな石にぶつかってしまい、どうにも砕く手立てが見つからず困り果てていた。思い悩んだまま眠りについたその晩、夢の中に一匹の狸が現れ、この大石をどのように壊せばよいかをこっそり教えてくれたという。目に見える形で助けが得られたわけではなく、あくまで夢の中の出来事として語られている点が特徴で、人の願いに応えて知恵を授ける狸の一面がうかがえる話である。
- 広まり方
- 1967年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「石川県鳳至郡能都町 高倉地区 調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 石川県能登町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ