なかののたぬきがのこすしょうべんのにおい
中野の狸が残す小便の臭い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 狸に化かされるとみみずや馬糞を食わされ、小便を沸かした湯に浸けられるという。
- 細部
- 狐と並んで人を惑わすものとして語られ、その手口はいっそう汚辱に傾く。化かされた者はみみずや馬の糞、小便といったものを食わされ、小便を沸かした湯に入れられるとされた。朝になって我に返ると山の中に取り残されており、体からは小便の臭いが抜けないという。狐が幻の景色や土産の消失を主とするのに対し、狸の話では身体に残る痕跡が語りの中心にあり、化かしの証拠が匂いとして残る点が際立っている。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』に載る安間清の狐にばかされた話(完)に記録がある。
- 地域
- 長野県中野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ