ながらのたぬきのいたずら
長柄の狸の悪戯
国内
未確認生物
- どんな話か
- 風呂場で人の背中を叩いたり、肥溜めを湯だと思わせたりと、狸にまつわる悪戯話が長柄町に伝わる。
- 細部
- 長柄町の狸には、人をからかい、見当違いの場所へ導く悪戯話がある。子どもの頃、狸が風呂に来て人の背を叩いた話、使いの帰りに狸に呼ばれて湯へ入れられ、気づくと肥溜めに浸かっていた老人の話が伝わる。瓶の中で子を産んで死んだ女の幽霊が出ると噂されたものは、退治に向かった腕自慢の老人がつかんで家へ運び、庭に叩きつけると大きな狸だった。秋の夕暮れ、お宮のそばで女からむすびをもらった二人の奉公人が戻らず、後に同じ場所で大狸が捕まったため、狸に化かされたと考えられた。ムジナは別の獣で、長い犬のような顔と丸い体つきだと区別される。
- 広まり方
- 『長柄町の民俗』(1972年、東洋大学民俗研究会)口承文芸の章に5件記録される。
- 地域
- 千葉県長柄町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ